今日の記事はXAML Advent Calender 2014 6日目のエントリーです。
XAML Advent Calendar 2014 - Qiita
さて、最近はWPFのアプリを書いているのだけど、もはや、snoopがないと生きていけない体になってしまいました。
Snoop, the WPF Spy Utility - Home
snoopは実行時のVisual Treeを展開してXAMLのデバッグができるWPF向けツールです。
とはいえ、Windows Platform Development MVPとしては、えーWPFはちょっと、、、なわけで、Store / WPでも同じようなことしたいわけですね。
たとえば、こんなStore Appsがあって、、、、
こんなふうにVisual Treeが見れると嬉しいですよね
これを実現するのが今回ご紹介するXAML Spyですよ!!
XAML Spy
利用手順もとても簡単です。
1.Visual Studio 2013にaddonとしてインストールします。
2.すると、プロジェクトを作ったときに、右クリックで[Manage XAML Spy for Solution]がでてきます。
3.すると、どのプロジェクトにXAML Spyを適用するか聞いてくるので、適用したいプロジェクトを選択します。
Silverlight、WPF、Windows Phone、Windows Store Apps、、、つまり「すべてのXAML アプリケーションプラットフォーム」に適用可能です!
4.たったこれだけ、なにか特別なコードを書く必要もありません。実行するとすぐにXAMLのデバッグか可能です。
次に、機能をご紹介しましょう。
1.オンマウスでコントロールのサイズと種類を確認できます。
2.GridのRowとColumnのサイズを確認ができるのと、Unitに基いてGridデザインが綺麗にできているかのために格子模様が表示されます。
3.コントロールの位置やオンマウスの位置が確認できます。
4.ここまではアプリ内でできます。
でも一番すごいのはストアアプリがDesktopで動作するXAML Spyと連携して、Visual Treeが編集できたり、Local SettingとかRoaming Settingが確認できたり、使ってるメモリ量とかフレームレートまで確認できます。
次にButtonのプロパティを見てみましょう。
太字になっているプロパティは、このパネルから編集できます。
ここで、Button.Contentを見ると編集できないことがわかります。
ButtonのContentTemplateはこうしたVisual Treeでできています。
なので、ButtonのContentを変更するにはTextBlockのTextを変更します。
まず、TextBlockのTextを[World]に変更してみました。
するとアプリ側も変わります。
Store AppsとかWPのUIデバッグがこんな簡単にできるなんてすてきですね!
XAML Spyは有償ツールですが、21日ぐらいはただでお試しできます。
MVPはMVPライセンスがあるみたいですね。
ぜひぜひ使ってみてくださいー!