atelier:mitsuba

i love UI/UX, Blend, XAML, Behavior, P5, oF, Web, Tangible Bits and Physical computing. なにかあればお気軽にご連絡ください。atelier@c-mitsuba.com

東京都現代美術館 Cyber Arts Japanに行ってきた。

どうやらMotっていうらしい。
Cyber Arts Japanを見に行ってきました。
で、いくつか面白かったものをピックアップ

1つめは、BuzzBubble
本に書かれてあるコメントをネットから引っ張ってきて、本棚におかれた本から、雲のみたいにぽわぽわ表示させてました。
こういうついっとみたいなん流行りだねぇ

2つめは、テンキパン
http://cutarena.com/archive/20090308001/index.html
Gainerでトースターを管理していました。
Gainerで、トーストの熱をグリッドに制御して、その日の天気をアイコンで見せていました。
例えば、雨なら傘のマークが焼いたパンに浮かび上がります。
毎朝たべるトーストだし、テレビをつけなくても、天気がわかって、おまけにエコ!
パンに印刷するっていうのが面白かったです。
ついでに、コーヒーの温度で、今日の気温を表すだとか、
目玉焼きの形を制御して、なんか表現できないか、とか話してると、となりのお姉さんに、クスッと笑われてしましたw

3つめは、Face visualizer ,instrument and copy
http://plaza.bunka.go.jp/festival/2009/recommend/win/art/art_perf03.html
個人的にはこれにニヤニヤしてしまった。
Aさんの顔の動きを入力として、他の人の顔に貼り付けた電極に、電気信号として出力すると、Aさんと同じ表情をする。
Aさんがウィンクをすると、みんな一斉にウィンクしだすとか面白い。
こういうマッドサイエンスってぞくぞくする。
本当は、Aさんの笑顔をBさんに表情だけコピーしても、感情はコピーできない、っていうコンセプトなんだけども、なんかもう人間とかただの操り人形って感じがして、実に面白い。

他にも瞬きする無数の目が、大量に空から落ちてきたり、
虫にタイプライターで餌をあげたりと、面白いものがいっぱい見れた。
なかには、コンセプトとか思想がわからないものもあったけど、
メディアアートに携わるなら、ぜひぜひ見に行くのをオススメする。

ちなみに、実に素晴らしいと思ったのは、
スペースキーを何食わぬ顔で抑え続けるゴッド

あれはもう、ICCでみた、いつぞやのレモンのように光り輝いていたよ!

ついでにANNUAL2010と常設展示も見てきた

だってアートだもの←結論

正直、これはなに?
なんでこんなのが展示されるの?
これの真意は?
なんてものが山ほどありましたww

が、そこはやっぱり人の感性。
1つの絵を友人と鑑賞しあってみると、
彼は「吹雪と雪山」を連想して、
蜜葉は「孔雀の求愛」を連想しました。
読み手によってこれほどまで見え方の違う抽象画っていうのも面白いですが、
書き手はなにを思って、どういう気持ちで描いたのが、まったく分からないので、もやもや感は残りますね。

で、ANNUALで是非オススメなのが、
真っ白な空間に、白の繊細に着色された陶器が置いてある一室がすごいです。
神々しさと禍々しさに飲まれそうになりました。

次にオススメなのが、カーテンに閉ざされた、1枚の超巨大切り絵です。
見てもらわないとわからないですが、切り絵にプロジェクターが当たっていて、
切り絵では繊細さを、影ではその存在感に圧倒されました。

やっぱり芸術に触れると、自分のセンスが磨かれるような気がしますね。

こちらもぜひぜひ覗いてみてください。