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atelier:mitsuba

i love UI/UX, Blend, XAML, Behavior, P5, oF, Web, Tangible Bits and Physical computing. なにかあればお気軽にご連絡ください。atelier@c-mitsuba.com

IIJを退職します。

雑記 蜜葉的思考

2013年1月末を持って、IIJを退職することになりました。

このブログからは蜜葉がIIJに就職したことを知っている人は少ないかもしれませんし、真逆の業界でお仕事をしていたことに驚かれるかもしれません。

そもそもなぜIIJを選んだのか。

IIJを知ったきっかけはSilverlightのSmoothStreamingを使った動画配信でした。
Silverlightについてはリリース前から追いかけていたので、SLをお仕事にしてみたいと思いました。
その一方で、アプリケーション開発やUI/UXデザインは日々勉強してきたものの、ネットワークについてはまったくのド素人で、スイッチなんかも触ったことがなければネットワーク図なんて書いたこともありませんでした。
ただ、今のアプリケーションの知識に加えて、ネットワークの知識があれば、もっと面白いアプリケーションを生み出す発想の手助けになるのではと考えていました。
Web APIをほげるにはパケットキャプチャの知識が必要になりますし、離れた環境でなにかを操作するにはVPNの知識があれば便利になります。
しかし、なかなか自分でネットワークの勉強をするにはどこから手をつければよいかもわからなければ、そんなスイッチやルータもない。
ならば現場に飛び込んでみよう、そう思ってIIJに入社しました。

ではなぜIIJを辞めようと思ったのか。

前述のように、蜜葉は”アプリケーションデベロッパのようなUI/UXデザイナのようななにか”に見える活動をしてきましたし、それは今も変わりません。
では、少し先の未来にはどうなりたいのかと考えた時、やっぱり”アプリケーションデベロッパのようなUI/UXデザイナのようななにかに”になりたいんです。
そのなにかがなにか、”タッチデバイスアプリケーションエンジニア”や”UXエンジニア”や"UXデザイナ"などなどいろんな言葉がありますが、目指しているものは、”デベロッパとデザイナを繋ぐ人”です。
ベン図でいう重なった部分のようにお互いの足りない部分を補う役目かも知れませんし、うまく橋渡しをする役目かも知れませんが、そういう人になりたいなと昔から思っていました。

IIJはインフラ屋さんなので、こういう人材が必要となるケースはごくごく稀で、基本画面のない世界なのでUI/UXとは無縁な環境です。


在籍期間は短いものでしたが、アプリケーションデベロッパとして役に立つネットワークの知識は得られました。ここから先はネットワークエンジニアとして落ちないネットワークを構築するためのスキルのように見え、アプリケーションデベロッパとして次のステップに進みたいと思いました。
もう1つは今まで撒いていた”デベロッパとデザイナを繋ぐ”種が思ったより早く芽が出たことです。
2012年1月にMicrosoft MVP for Expression Blendを受賞しました。
9月にはWindows 8 UI/UXデザイン入門を執筆し、少なくとも蜜葉に聞こえてくる範囲では、とても良いと評価していただいています。
Blendに関しては技術的スキルですが、執筆に関してはプラットフォームの思想に織り交ぜた蜜葉が考えるUI/UXの思想をきちんと伝えられた手応えがありました。
同時に、これ以上は個人の範疇でやるよりも、組織でUXの人として生きていきたいとも思いました。

自分で予定していたよりもかなり早いタイミングではありますが、その”なにか”に目指す道に切り替えるなら今しかない、そう思えたからの決断でした。

これから。

1月中はIIJにいます。
2月からは無職になりますが、2月は羽を休めるようにベルビューまでGlobal Summitに行って来ます。
3,4月からはお仕事がしたいですね。
フリーランスになることも考えましたが、求められたアプリケーションをいかによくするか、いかにエンドユーザを幸せに導けるか、それがUXの価値でありどうすればその価値にお金を掛けてもらえるようになるか、そのあたりに携わるには組織が良いですし、人と人を繋ぎたい以上、なにからなにまで1人でやるのは違うなと思いました。

まだ先は決めていないので就職活動をすることになりそうです。
蜜葉に興味のある方や、UI/UX、インタラクション、タッチデバイス、フィジカルコンピューティング、Web、XAMLC#、JSなどなど、このあたりのキーワードにピンとくる方で、うちにあそびにきてみたら?なんてお声がけして頂ける奇特な方がいらっしゃいましたら、メールでもTwitterでもFacebookでもなんでも良いので、ぜひぜひご連絡ください。


考えをきちんと言葉に起こすために書いたこのエントリも結構雑な感じですが、ブレずにすすめそうだなぁ。
生き方を変えるのは少しだけ不安ですが、周りにかっこいい先輩デベロッパがたくさんいるし、あっちこっちの同期には語り合える仲間がいるし、幸いな事に目指したい未来が見えているし、何事も挑戦と体験を繰り返して生きていきたいですね。