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ICTスクール_メッセージ

ICTスクール2006 和田クラス 夏季 修了生(参加当時:神戸市立神港高等学校3年)
ICTスクール2006 和田クラス 冬季 修了生(参加当時:神戸市立神港高等学校3年)
ICTスクール2007 和田クラス 冬季 TA(参加当時:関西大学総合情報学部総合情報学科1回生)
ICTスクール2008 和田クラス 夏季 TA(参加当時:関西大学総合情報学部総合情報学科2回生)

私がICTスクールで学んだものは、”チャンスを確実にモノにすること”です。

2006夏季で、私のチームは作品を完成させるどころか、ワールドを表示することすら出来ませんでした。
他のチームがどんどん完成に近づく様子を見ては、どんどん突き放されていく感覚を感じていました。
そんな私が冬季に参加出来た理由は、様々なグラフィック系のソフトを触っていたことだと思います。
正直に申しますと、冬季に参加出来るなんて思ってもいませんでした。
それと同時に、「次こそは、みんなのチームの力になる。」という思いでいっぱいでした。
限られた時間の中で身につけられるだけの技術を精一杯自分のスキルにしてきました。
私が修了生たちに言えることは、チャンスというものは何時何処で目の前に現れるかわかりません。
だからこそ、しっかりとチャンスをもぎ取る力を養ってください。

私は現在、大学生で情報を学びながら、Silverlightのコミュニティに所属しています。
ICTの業界で、活躍する先輩方と共に、
良いデザインとはなんなのか。
果たしてそれはユーザーにやさしいUIなのか。
それらをRIAを通し、さらに個性を出すには、どのような表現ができるのか。
実現するためには、どのような技術を身につけなければならないのか。
苦労しながらも、楽しみながら、日々努力を続けています。

私にとってICTスクールは、人生を変えたものであり、情報の分野で生きていくと決心した第一歩です。
ICTスクールに参加していなければ、コミュニティを立ち上げることもなかったでしょう。
学校で得られるスキルに満足して、今のように良い意味でどん欲になることもなかったでしょう。
もしかすると、コンピュータなんてものはただの趣味、とまで言っていたかもしれません。

修了生のみなさんの中でも、私と同じように感じた方がいるはずです。
先ほど、チャンスというものは何時何処で目の前に現れるかわかりません、と申しました。
しかし、ICTスクールというように、みなさんの意欲さえあれば、チャンスは確実に見つけられるものです。
せっかく手にしたチャンスをうまく活用してください。
そして是非、ICTの世界で第一線を担う人間になれるように期待しています。
また、ICTスクールという貴重なチャンスを、より多くの後輩達が体験出来るように、切に願っております。