atelier:mitsuba

i love UI/UX, Blend, XAML, Behavior, P5, oF, Web, Tangible Bits and Physical computing. なにかあればお気軽にご連絡ください。atelier@c-mitsuba.com

MIRIA Projectを触ってみたものの...

蜜葉は卒研でウォールスクリーンとMultitouchをしているのですが,どうせならSilverlightで組めないかと思ってさがすと,こんなSDKがありました.

MIRIA SDK
http://miria.codeplex.com/

マルチタッチデバイスを使ってSilverlightアプリケーションをマルチタッチ化しようというプロジェクトです.

このプロジェクト,SL2の時代からあったようです.
つまりマルチタッチに対応していない時代です.

で,iPhoneのOSControlというアプリでOSCを通して,MIRIA Input Gatewayにアクセスすると,オンラインに上がっているBing MapをPinch INしたりPinch Outできます.

さらにWiiリモコンからIR LEDの位置を取得して,WiiTuioに投げて,MIRIA Input Gatewayにアクセスすると,まるで壁一面をサーフェイスの様に扱えます.

これの仕組みはというと,WebのSilverlightアプリケーションがclientaccesspolicy.xmlに定義されたSocket通信を通してMIRIA Input Gatewayに座標位置を取得しにいっているようです.

ここで問題.
サンプルソリューションがあるんですが,ビルドしてpolicyファイルを置いてやっても動かないんです.

で,なんで動かないのかあれこれ探してみると,Socket通信の仕様がSLのバージョンアップで変わったのかな?と.

実はこれを来週のOITECでプレゼンしようと思っていたのですが残念....
http://oitec.vbstation.net/modules/eguide/event.php?eid=6

もし,このMIRIAプロジェクトがSL4で動けば嬉しいのですが,その時はデフォルトのマルチタッチ機能を使いたいですねー.

もしくはTuioプロトコルをWM_TOUCHに変換できるようなものが作れれば,ジェスチャやテーブルトップ,ウォールスクリーンなどなど実世界的なSilverligthアプリが作れると思います.

夢が膨らむ一方で,この問題なんとかしたいなぁ.