プロジェクトマネジメントについて座学とワークショップをしたので、そのログを書いておく。
資料はこんなかんじ。
おそらくScrumどころかマネジメントすら縁遠い新卒になんでそんな話をするかっていうと、チーム内の情報共有の大事さとか要件定義からタスクへの分解の必要性などなど、自分がマネジメントをする立場になくとも、こういう話を知っていて且つ気にしながら仕事をしてくれる部下ってありがたいんだよー。だから重宝される人になろう。ゆくゆくはバイネームで仕事を任される人になろうという文脈です。
お客さんは建設コンサルタントなのでITとは仕事の仕方とかは全然違うのだけど、それでもScrumのカンバンだったりKPTだったりLerning・Fun・Thanksあたりはチームで仕事をする以上かなりいい手法だと思うから、ワークショップで取り上げてみた。
で、そういうScrumのワークショップで面白いなーと思って見つけたのがLego4Scrum。
Legoと模造紙を使ってまちづくりをScrumでやろうーっていう内容なのだけど、ちょうど建設コンサルタントとして題材はぴったりだなーと思って採用した。
よそだと、GMOがスクラムワークショップの1つとしてやってみてたり。
developers.gmo.jp
ただLegoをチーム分用意するのが大変だったので、かわりに紙コップでやってみた。
ペルソナと街のコンセプトキーワードをChatGPTに出させて、ペルソナからユーザーストーリーに掘り下げて、街のコンセプトを考えてもらった。
で、アラインメントして、開発して、レトロスペクティブして、開発して、レビューしてを繰り返し。
スプリントごとに付箋の色を変えてもらって、どのスプリントでどんな付箋が出たかわかるようにしてみた。
付箋の色が変わると、前半のふんわりしていた課題から後半になればなるほど現実的な作業タスクに切り分けられているのがわかったり、このタイミングで全体振り返りをしてコンセプトを見直したんだなーっていうのが分かってよかったかなー。
iPhoneの広角で寄って撮ると、街に入り込んだみたいな写真が撮れて面白い。
最終講評では全員で1チームを回りながら、カンバンの出来だったり、良いと思ったKPT・LFTの付箋をみんなで見つけてあーだこーだ言ったり、この付箋がこうモックに反映されているよねーなんて話をして回った。
最初のベロシティは0で終わるかなーと思ってたけど、なかなかみんな理解して頑張ってくれたみたいで、時間がーとか言いながらバタバタやってくれたので良かったかなー。
内容が内容だから、本当はマネージャークラスにも体験してもらいたいかな。
スクラムワークショップ良かったから、もしまた機会があればやってみよう。