Windows 8 CPになって、Metro Style Appsが開発できるExpression Blendが公開されました。
Metro Style AppsのプロジェクトはDP時代のプロジェクトは開けませんので、もちろんBlendでも開けません。
きちんとHTML版とXAML版がありますね。
XAML版にはグリッドアプリケーションと分割アプリケーションのテンプレートがあります。
以前からそうでしたがBlendでもここにテンプレートプレビュー出して欲しいです。
分割アプリケーション
グリッドアプリケーション
テンプレートがついたものには、すでにデータがバインディングされています。
が、日本語表記はまだまだ改善の余地がありそうです。
ExtentionsにはPsdインポートが確認できます。
個人的にはPsdよりAiを!という気がします。
テンプレート編集機能があるのはとても助かります。
ただまぁこの機能はCPになってVS11にも採用されているので、そんなにBlendのアドバンテージにはなりませんね。
まだビヘイビアもありませんが、いくつかMetro用のコントロールが確認できますね。
Windows Phoneでいうデバイスパネルにあたる、プラットフォームパネルがあります。
プラットフォームパネルではテーマを切り替えたり、タブレットの枠を消したり、デプロイ先を変更したりできます。
スケーリングのオーバーライドをチェックすると、それぞれの解像度に合わせた画面表示をプレビューできるのは素敵ですね。
VSMはBlendだけの機能ですね。これがないとコントロールの細かいスタイルが設定できないので助かります。
特に使い勝手も今までと変わらない感じですね。
前に「Visual Studio 11をExpression Blend風にする」という記事を書きましたが、
おそらくBlendを使う理由は、今のところVSMとストーリーボードしかありません。
http://d.hatena.ne.jp/c-mitsuba/20120124/1327407146
ビヘイビアもほしいですが、はやくサンプルデータセットとかデータストア周りを実装してほしいですね。
といっても、VS11をだましだまし使うよりは、やっぱりこのUIが使い慣れていてしっくりきます。