atelier:mitsuba

i love UI/UX, Blend, XAML, Behavior, P5, oF, Web, Tangible Bits and Physical computing. なにかあればお気軽にご連絡ください。atelier@c-mitsuba.com

ict school終了後。

祭りが終わって、一息ついたので

あっちで2日ぐらいかけてこそこそと開発してた、インターフェースシステムを紹介しようかと。


まずこんな風にカメラが起動します。

そしてマーカーにしたいオブジェクトをドラッグします。

今回ならポパイのカードですねw

すると。。。

こんなかんじでAppleのロゴみたいな3Dオブジェクトが表示されます。

カードを近づけたり、遠ざけたりすると、もちろん大きさも変わります。

で、種明かし。

以前もぺそぎんでARToolKitを紹介しましたが、今回はARToolKitではありません。

今回はXNAで実装しています。

っということは、OpenGLじゃなくてDirect.Showを利用したDirectXなわけです。

OpenGLよりDirectXのほうが処理が早い+XNAなので、

3Dオブジェクトの表示やパーティクルもさくさくです。

まだ実装もしていませんが、3Dオブジェクトには.fbxが使えるので、

アニメーションもARToolKitみたいにメモリーが喰うようなこともありません。

ただ、いいことばっかりじゃないんですよねー。

マーカーの判定は、ドラッグした部分の色情報を解析して、その色をマーカーとして扱っています。

だから、もしほかに青っぽいものがあれば、それでも林檎が表示されてしまいます。

また、色情報だけ、オブジェクトの形はとっていないので、傾きのキャリブレーションはできません。

よってカードを斜めにしても、林檎は正面を向いたままなんですよね。

まー一長一短です。

でも、マーカーいらずっていうのはいいんじゃないかなー?