atelier:mitsuba

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教祖様の進路相談。

いま、某きょーじゅにプロジェクトを一つ任されてる。

統括から開発まで全部。

コンテンツはSilverlightで作ってるんだけど、9割完成。

あとの1割は、素材データの編集かな。

でも人を使う側は好きかもしれない。

や、開発が嫌だというわけじゃなくて。

自分のプランとチームの知識、技術力を最適化するのが面白い。

蜜葉はそこそこにデザインソフトも触れるつもり

いちおうフロー書いたり、それなりにコードもかけるつもり。

でもやっぱり、それを本職としてる人の足元にも及ばない。

他にもっとできるやつなんて、あの学校の学部生でもいる。

すると教祖様は、蜜葉のウリは、情報の吸収力と応用力だといわれた。

なかでも一番強くいわれたことは

「君は東京にいったほうがいい」

院に進学するにしても、就職するにしても。


関西で学んだものや、人間関係は、とても大事。

でも、それで満足してはだめ。

君の力が一番効率よく発揮できるのは、

情報が一番集まるところで、たくさんのものを見て、触って

開発や製作の職人になるより、

統括、企画をやりなさいといわれた。

院に行くのは、君の得意なやってみた、やりたいを最大限に発揮するとイイ。

でも博士を取るなら、研究者として、茨の道を覚悟した時に進みなさい。

ともいわれた。

いま、蜜葉の周りにあるのは、大事なものなのに壊れにくいもの。

そこから離れて、自分の手の届かないかもしれない領域に手を出してみるか

悩んでるかといわれると、そういう訳じゃない。

ただ、ほんの少し決心がつかないだけ。

それでも、やっぱり

リスクなんて後回し、やりたいことをやる、出来ないと言われればチャレンジする。

なんとかなる、なんとかやってみせるが、蜜葉らしいか。