珍しく関西でメディアアートの展示があるということで、メディア芸術祭の京都展に行ってきました。
で、そのレポート。
円錐に仮想の影がプロジェクションされていて、触ったら、飛行機とか手とかの影が出てきた。
正直、・・・・で?とおもったけど、説明を読むとそこに自分の影と自分の再認識っていうコンセプトみたい。
んー、読まなきゃわからないなぁ。
ちなみに円錐は静電式になっているみたいで、素手で触ると反応するけど、布越しに触ったら反応しませんでした。
コロンを振った紙を花に近づけて、花を咲かせるみたい。
香りと風で花を咲かせるなんてのは、ちょっと可愛かった。
ただ、香りセンサーって実際に取れる値ってどういう値なんだろう。
意地悪して、2種類のコロンを紙に振ったら、なんかよくわからない花の咲き方した。
どうせなら、扇風機とかもおけばよかったんじゃないかなぁ。
で、うちの大学の先生が昔作ったやつらしいTablescape Plus
わかりやすくて、シナリオがあるんだけど、これなんでテーブルなんだろう?
テーブルなら天地問題があるけど、1方向からしか見れなかった。
キャラは今で言うWiiのMiiみたいで可愛かったし、くっつけると喋りだすんだけど、挙動がみんな一緒でちょっと残念。
ちなみに、キャラの位置認識は、マーカーを使ってるみたい。
箱のなかに、プロジェクタとカメラがしこんであるんだろうなぁ。
ちゃんと、キャラに影も描画してた。
アクリルの光もあって、ビジュアル的には童話みたいでよかった。
次はscoreLight
これ、実はそこそこ気に入った。
そして、気分よく遊んでいたら、見事に処理落ちさせてしまったww
上からレーザーが飛んでて、そのレーザーは黒色に対してあたり判定を持ってる。
でもって、そのレーザーの動きだったり位置だったりで音を奏でる。
なんかゲーム音みたいで結構楽しかった。
そして、どうやって処理落ちさせたかっていうと、螺旋の真ん中にレーザーがくるようにして、ずーっとレーザーが振動するような動きをさせていたら、突然音が鳴らなくなったっていう。
きっと、音処理と画像処理が追いつかなかったんだろうな........(ぁ
で、写真撮り忘れてたのだけど、Parallel Lives
2つの画面で影と実体に分かれて、表示されていて、影を触ると実体が増えて影が消えて、逆もまた然りな作品。
なので、影の個数+実体の個数は常に一定。
同じ影ものでも、KAGE-Tableに比べて、コンセプトがわかりやすかったなぁ。
これで2Fは終って、次は3F
まずは音点字
どうやらIAMASの人が作ったらしい。
点字表通りにアクリルをおいてったら、喋ってくれるっていうわかりやすい作品。
で、そこそこ面白かったのが、loopScape
円形に作られたLEDのディスプレイでシューティングゲームをするっていうゲーム。
取っ付きやすかったので、もう1回もう1回とついやってしまうなぁ。
作品の中で一番好きだったのが、このFreqtric Drums
4人で1つずつ、ハンドルを持って、ほかの人に触れると音がなるっていう仕組み。
ちゃんとドレミファソラシドが出て、キラキラ星とか演奏しました。
面白いのは、これがコミュニケーション性のある楽器っていう所。
4人でボディタッチをして演奏をするので、自然と会話が生まれます。
蜜葉がやったときは、たまたまお姉さん2人とやりました。
ちなみに、こいつから音がなってるわけじゃなくて、ボディタッチの時に流れた電流から、信号を作って、それを電波で下にある端末に飛ばして音をならしているみたい。
なんか商品化されるかもしれないとのこと。
この木の質感も好きだなぁ。